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母二人
認知症介護【85】
帰郷後何日か経ったある日の午前3時「
やっぱり畳は背中がいたいワ〜」その声で実母は目を覚ました。そして自分の布団の横に座っているババを見てびっくりしたのである。「えぇ〜〜!?ということは今までそこで寝ていた?」あわてて布団を敷き、ババに寝てもらったのだという。

実母はババにベッドを譲り、自分は食卓のある居間で寝ている。私はそのベッドに縦列に布団を敷き寝るようにした。
ここに来てもババの夜間のトイレ通いは相変わらず頻回だ。初めはトイレに行った後、場所がわからなくなり、すぐそばの居間で寝てしまったのだと思った。ただ日を重ねるごと、環境の変化にババは順応してきていた。それにベッドと畳では膝にかかる負担も大きく異なるし、ババにその違いがわからないはずはなかったのだ。トイレに行く度に立ち上がりが大変なのだから・・・。そのうちに私はババが実母の横に行くのはトイレに行くときだけではないことに気づいた。
6月10日の夜、ババは胸痛を訴えた。狭心症の発作なのか立ち上がり時の圧迫痛だったのか判断できなかった。ニトロ舌下後、治まってから大事をとってベッドで寝てもらった。ところが「
寝やすいから」とまた居間に行きたいというのだ。なぜだろう??なぜ居間の方が寝やすい??私は縦に並んで布団を敷いているのでババからは死角になる。横にいないと不安?
今朝も午前2時30分、「
アマさん〜、アマさん〜、トイレに行きたいんだけど・・・」という声で目が覚めた私はいつの間にか実母の横で寝ているババを発見した。
ともかく実母の横は今やババのお気に入りの場所になり、いつでも行き来できるように初めから布団を敷いてある。夜もにぎやかな私達に疲れた顔を見せながらも、横でスヤスヤ寝ているババを見つめ「帰ったらきっと寂しくなるわね・・・」と実母がつぶやく。
2006年06月13日 | 認知症介護・日常_1 | トラックバック:0 | コメント:0
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