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撤退の時期
認知症介護【33】
昨日も私は山盛りに盛られたご飯の下敷き・・・。イメージ(変?)がわかないだろうか?でも本当にそんな感じなのである。しかも山盛りに盛る人には全く悪意がない!自分で盛ったことすら覚えていないのだから・・・。私が今寝ている場所の足元にはチェアがあり、その向こう側にポータブルトイレ、そして足元右の方向に廊下へ出る引き戸がある。枕元はテーブル(コタツ)が置いてある。つまりテーブルとチェアの間の狭い空間に丸くなって寝ているのだ。その空間はまさに物を押し込むには格好の場所なのである。
初冬にババの掛布団も通常よりボリュームのある羽毛布団に変えた。ババは夜間もトイレに行くため頻回に起きる。でもフカフカの羽毛布団は自分の足元や左側に押し込んでもまたババの頭を目がけて落ちてくる。そうなると楽な方向は・・・。そうなのだ。ベッド下の、しかもトイレ方向でない方へ落としてしまうのが一番楽で手っ取り早いのだ。早くトイレに行かないと大変なことになるのでババも必死だ。掛布団、毛布と落し終わると目的地へまっしぐら!ババがベッドに戻ってくる頃私は自分の上に積み上げられた布団をどかして起き、ババにまたフトンを掛け直すのがいつものパターンだ。引き上げるのが大変なのでババは自分ではフトンを掛け直すことができない。

いつものようにババがベッドに戻ってきて腰掛け、まだ起きない私をジーと見つめ言った。「
ホントに昼も夜もよく寝るねぇ〜〜!うらやましいねぇ。もうおなか空いたよ。早くヨシキを仕事に出さなくてもいいの?世の中にこんな奥さんもいるもんだねぇ〜。わけがわからないワ・・・。」・・この〜〜!「まだ3時だよ〜!」
寝ぼけとイジワルが手伝ってフトンに埋もれたまま私はまた夢の世界へ。ババも何も言わずそのまま寝た。が、しばらく経って飛び起きた!
「
何で?自分だけフトンの中に寝て、人にはこんな寒い思いをさせて〜〜!どういうことなの?!!」
早く暖かい春がこないかなあ〜。2階へ引き上げだ〜〜!。思いっきり手足を伸ばして寝よー。もちろん疲れないように今でも時々脱出しているが・・・。撤退・・・ふと思った。イラクの自衛隊は春には撤退できるのだろうか。彼らにも早く手足を伸ばして熟睡できる日々がきてほしい。
2006年03月12日 | 認知症介護・日常_1 | トラックバック:0 | コメント:2
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