[介護ROOM-認知症の介護&憩いのひととき-]HPへ
息子がわからないのかー!!
認知症介護【24】
2003年3月19日「
本当ですか?」 私達は思わず聞き返した。ババは救急で運ばれた直後よりも症状がどんどん回復し、検査中に麻痺の改善が認められたというのである。「MRI」の検査後の病状説明で、私達は担当医から「一過性脳虚血発作」であることを告げられた。
ただし、「右中大脳動脈」ににかなりの狭窄があるということだった。先生は続ける。「 しかし、かえって今後安心はできませんよ。爆弾をかかえているようなものです。様子観察で1週間入院していただきます。心臓も弱いようですが、今後の治療は脳梗塞を主とした治療を行いますが、よろしいですか?」
脳梗塞の治療には水分が必要だが、逆に心臓に水分過多はよくないらしい。心臓?よくわからない。でもきっとこれが最善なのだろうと思った。「よろしくお願いします。」と私たちは診察室を出た。
「ICU」に面会に行った。無菌室ということでマスクをし、頭のキャップをかぶるとババのベッドサイドに立った。声をかけた私たちは次の瞬間目を見合わせた。

「オカンー!(母の呼び名)
わかるか?俺だよ。」
ボーとしていたババは首を横に振り
「
ん…?・・わからないんだけど・・。思い出せない・・誰だったかねー?」
な?何て?頭の中で何かがグルグル回り、わけがわからなくなった。嫌な予感。私はババを見つめた。 「
何で!?オカンー!俺だよ!ヨシキだよ!息子がわからないのか?!」夫の声は大きくなっていた。
脳梗塞に関してとても参考になるおすすめサイトです【脳梗塞に新薬 tPA】 (2005/10/25 「読売新聞/医療と介護」)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/saisin/20051025ik14.htm
2006年03月03日 | 認知症介護・日常_1 | トラックバック:0 | コメント:2
▲ページトップに戻る