[介護ROOM-認知症の介護&憩いのひととき-]HPへ
言葉の力
認知症介護【125】
<< 詩によって癒され、前向きになれる>>折りしもテレビで「千の風になって」の特集があった日、
私はある人の言葉で癒され、幸せをかみしめていた。
あなたと同じ立場になってみて
あなたと同じ境遇を味わって初めて
あなたの気持ちがわかったよ。
僕もがんばるから、
あなたも一緒にがんばろう!I子さんの手を両手で優しく包み込み、
けれども強く握り締めながら
ずっと心配をかけ続けた彼の口から出た言葉。
生まれて初めて聞く彼の言葉。
心の思いをめったに口にしない彼。
I子さんは泣いていた。
それを聞いた私も泣いた。
思わず心の中で「救われた!」と叫んだ。
二人とも私にとって、大切な存在だ。
もし、誰かを傷つけてしまったと思えば
もし、いつかそのことに気づく日がやってきたら”魂のこもった言葉(心)で相手にその気持ちを伝える”その言葉は、傷つけられた人の心に響き、
一瞬の間に、過去のこだわりや心の傷が流れていく
傷つけられ、助けを求めていたその人の心は救われる。
例え、それが一時的で、またいつか悩む日が来たとしても
その「とき」、心は満たされ、全てを許すことができ、
癒され、溢れる涙をとめることができない。
傷つけられたはずなのに、その当の相手によって癒され、
幸せをもらっている。こんなことって・・・。
私までも、泣きながら、ありったけの心の声で叫んだ
ああ、それだけでいい!!
この世に、これ以上の幸せがあるだろうか!!
幸せって何?
お金や地位や名誉を得ることも「幸せ」
それとはまた別の、比較することすらできない
「幸せ」が現にここにある。
幸せにしてあげたい大切な「誰か」がいたら
日ごろ気になっている「誰か」がいたら
「いつか」ではなく
今、心から、魂のこもった言葉を
かけてあげればよいのではないか
思いを伝えればよいのではないか
私自身「言葉」によって癒され、幸せを感じたのだから・・・。
我が家のババは相変わらず 同じことを何度も聞き、話し、
食事をしたことを忘れ、今がいつなのかわからない。

そのババは 留守番をしていた日々
私に励ましの言葉をくれた
ずっと私のことを気づかい、心配していたのだと
ヘルパーさんが教えてくれた
4日目からは訳がわからなくなり、混乱してしまったものの
ババの気持ちは・・・響いた・・・。
家族のありがたさを思う。支えられているのは私の方だろう。
2007年02月27日 | 認知症介護・日常_1 | トラックバック:0 | コメント:2
▲ページトップに戻る
この病気になって、言葉の大切さを思うようになりました。
いろいろ、自分が納得できない自分を抱えているので、周りに気を使ったりすることがおろそかになって迷惑をかけてしまいことばかりなのです。
結果を後から知ってまた落ち込んでしまうという、今の私の状態なんですが、
そういうときに、かけられる言葉の力で自分がさらに険しくなったり、穏やかになったりすることが、分かります。
やさしい言葉を使い続けたいと思います。
ババ様のように、心のこもった言葉をつかいつづけたい。
【2007/03/09 08:28】
| にんじんクラブ あやちゃん [
編集]
<にんじんクラブ あやちゃんさんへ
「言葉の持つ力」を深く考えた時
自分自身、気づかないところで
多くの人を傷つけてきたのだろうと
思いました。
人をボロボロに傷つける力を持つ「言葉」
人を救い、幸せにできる「言葉」
「発声」をしない「心の言葉」
自省をしながら
「光」の部分の言葉を多く使えるようになれたら・・・
「心の言葉」を読み取れるようになれたら・・・
と思います。(その前に「国語力」が必要?(^_^;))
あやちゃんさんの言葉からはあったか〜い
ものが伝わってきます。
いつもありがとうございます。
【2007/03/10 03:00】
| chicyan [
編集]
▲ページトップに戻る
トラックバックURL
http://chicyan.blog51.fc2.com/tb.php/126-cd598460