認知症(脳梗塞後)介護の体験記。
認知症の進行予防・楽な介護が目標です!
★はじめに★ブログ開始にあたって
スキンシップ
ババは私の帰宅が夕方以降になると機嫌が悪くなる。「ただいま〜」と玄関の戸を開け、部屋をのぞくと鬼のような形相のババがベッドに座り、こちらをにらみつけている。「もうー耐えられない!こんな生活!こんな思いをするくらいなら田舎に帰る!!もうーー嫌だ!嫌だーーー!!他の家はみんな夕食の時間で、主婦はみーーんなこの時間には家にいるのに・・・うちだけは!!」といいながら、その辺の物を投げまくる。どうも夕方1人で家にいると、見捨てられたようなみじめな気分になるらしい。「夕暮れ時」という時間はくせものだ。おまけにおなかも空くので完全にババは「短気モード」になっている。それはそれはもう火山が噴火したかのごとくの勢いだ。
6月に帰郷した時、大好きな伯母が入院後(認知症介護【82】)様子が変わったということを実母から聞いた。食事も病院から出される食べ物には「毒が入っている。私を殺そうとしているんだ!」といっさい口にせず、妹である実母が菓子パン等を持参しても細かくちぎり、毒が入っていないか確かめる。他の食べ物も同じようにチェックをし、結局は食べない。点滴はしているものの、だんだん衰弱し、このままでは死んでしまうと実母が嘆いた。
驚き、心配になった私は実母と同じように何種類かの飲食物を持参し伯母を見舞った。大切な・・・ずっと私達家族を助けてきてくれた伯母の痩せた姿をみた途端、涙が出た。肌と肌の触れ合いは自然に出た。持参したパンを食べ始めた伯母を見て隣の患者さんの家族が驚き、喜んでくれた。その後、周囲が根気よく見守り、少しずつだが心身共に回復に向かっている。近く退院予定ということだ。
私はかなり近い身内に対してスキンシップができる自信はない。慣れていないからだ。それと嫌いな人に対しても・・・。ただ「ここにいるよ。心配しなくていいよ。大好きだよ。」という思いを込めたスキンシップは不必要な壁を取り払い、心をとかすのだと思った。

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Author:chicyan
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実態は・・・まちがいなく「怠け者」で「ヒステリーを起こしやすい」嫁です
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