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神様からのプレゼント 〜帰郷の思い出(5)〜
認知症介護【100】
ババと私は実家の敷地を出て道路に出た。あまりに短い滞在だった。何だかこのまま帰るのも寂しい。私達は手をつなぎ、向かい側にある公民館を横目に見ながら少し歩くことにした。
公民館の正面に掲示板があった。それを見てみようと入り口に近づいた時、公民館の庭で人の声がすることに気づいた。どうやらシルバーの方たちがゲートボールをしているらしい。もう終了前のようで、後片付けを始めていた。
しばらくしてその女性達もババと私に気づいたようだ。ここで面白い時間が流れた。両側から「何者?」と見つめあい、お互いに相手の様子をうかがった。そのうちに1人の女性が首を傾げ、こちらを見ながらソロソロと近づいてきた。それから突然声をあげたのである。
「ユナチ・・ユナチねえさん!!じゃないの〜〜?!!」他の3人の方も口々に「え〜〜!!ユナチさん??」とびっくりしながら駆け寄ってきた。先日会ったカネさんの妹さんやババの幼なじみの方達だったのだ。農作業を済ませ、涼しいこの時間に皆で集まって遊んでいたのだ。それからはワイワイとにぎやかにおしゃべりをし、皆で1枚の写真におさまり、楽しいひとときを過ごした。
まるで落胆したババと私を見ていたかのように、神様が「偶然の出会い」という本当に嬉しいプレゼントをくれた。
2006年07月19日 | 認知症介護・日常_1 | トラックバック:0 | コメント:2
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