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モリオ爺さんの家へ 〜帰郷の思い出(2)〜
認知症介護【97】
2006年6月27日
ババは70歳代で亡くなられたというモリオ爺さんの写真を見つめ、仏壇にお金を供えた。これでやっとババはババのお兄さんの遺言
(認知症介護【95】参照)を実行することができたのである。
早朝電話をかけた時、甥はモリオ爺さんを知らなかった。だがモリオ爺さんという方は確かに実在された方で、今も家があるということを調べてくれた。おかげで私達は捜しまわることなくモリオ爺さんの家へ直行することができた。
迎えてくれたのはモリオ爺さんの息子さんである。息子さんももうご高齢だったがババを見るなり「見たことがある!覚えている!」と遠方からの訪問に目を丸くされた。ババがまだ実家にいた頃、モリオ爺さんは時々ババの家に仕事の手伝いにきてくれていた。早くに奥さんを亡くされたモリオ爺さんは息子さんを一緒に連れてきていたというのだ。何十年も前の話である。そのことをババは覚えていたが、幼かったその息子さんの記憶にババのイメージが残っていたことに今度は私達の方がびっくりした。
ババのお母さんが病気になった時にモリオ爺さんにはとてもお世話になったという。「1万円」を包んで行ってくれというのは「
お金を借りたからなのかなぁ」とババにも事情はわからないらしい。ともかくババのお兄さんがモリオ爺さんに感謝し、最後までお兄さんの心に残っていたことは確かだ。
私達が突然の訪問の理由を説明すると、息子さんはモリオ爺さんは既に亡くなられたという事を教えてくれた。
2006年07月13日 | 認知症介護・日常_1 | トラックバック:0 | コメント:2
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