[介護ROOM-認知症の介護&憩いのひととき-]HPへ
非バリアフリーの効果
認知症介護【91】

6月1日に帰郷、思えばその前後がババにとって最も体調の悪かった時期かも知れない。
出発前は右腕が痛くなり、「ゼイゼイ」も気になり、また歩くこともつらそうで、家の中ではめったに使わない杖を使用していた。血圧も不安定で、そのために出発を見合わせたところもある。
おまけに飛行機の旅は最悪で、ババは胃の中のものを全て吐ききり青ざめた顔で故郷の地面を踏んだ。
たどり着いた私の実家はバリアフリーではなくババを弱気にさせた。生活行動の困難さと体調の悪さに合わせて、次々とババを待ち受ける変わってしまった環境・事実。ババの頭は混乱し続けた。
そして10日後の胸痛。何かあるといけないので、ともかく紹介状を持ってA医師を訪ねた。A医師はババの親族でもある。彼はババを優しく迎えてくれ、記念に2人の写真を撮った。
6月23日現在のババだが、足腰が幾分強くなったような気がする。心臓が弱いババにとって、足腰を鍛えることが必ずしも体に良いとばかりはいえない。だが、ベッドと居間を何度も行き来し、段差のあるお風呂場へ通い、距離や段差が負担を増すトイレ通いを余儀なくされ、そして畳に敷いた布団からの立ち上がりを日に何度もしなければならない。その不便さがまるでババを元気にしたかのようだ。非バリアフリーの効果だろうか。
2006年06月23日 | 認知症介護・日常_1 | トラックバック:0 | コメント:2
▲ページトップに戻る