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認知症ババの記憶に残った「再会」
認知症介護【86】
「認知症」という言葉はこの時無縁だった。
6月14日、ババが会いたがっていたご夫婦を3人(ババ、私、甥)で訪ねた。家のお隣さんで長いお付き合いのあるご夫婦だ。ご主人が入院し、奥さん(スミさん)は病院に泊まり込んで、付添介護をしているということだった。私達が病室を訪れた時、スミさんは簡易ベッドで休まれていたが、声をかけると私を見てびっくりして起きた。
仕切りのカーテンを開け車椅子のババを引き寄せる。ババとスミさんは、お互いに目の前にいる相手を確認した。その瞬間、スミさんはババにかけより、二人は泣きながら抱き合った。それを見た甥がそっと部屋を出ていく。ババとスミさんの二人だけに通じる追憶・・・。帰郷後初めてババの思いがあふれ出た。涙と嗚咽を制限することもなく・・・。
「
もう一度家を建てて、あなた達と暮らしたかった!!子供達に激しく反対されてねぇ。しようがないことだけど・・・。あの子達のいうことは聞かないとねぇ・・・」泣きながら途切れ途切れに話すババをスミさんが更に強く抱きしめた。
2006年06月15日 | 認知症介護・日常_1 | トラックバック:0 | コメント:0
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