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ババの環境改善の可能性
認知症介護【60】
「
そんなにあわてなくても・・・!」とババに言われて私は頭から水をかけられたように、ハッとした。昨日(4月20日)内科クリニック受診の為、ババの身支度を手伝っていた時のことである。
そういえば今まで何度もババの口から同じような意味の言葉を聞いてきた。別にあわてているわけでも、急いでいるわけでもないのに、私がババの着替えを手伝うと、時々言われた。「
そんなに急がなくても・・・」「
そんなにあわてなくても・・・」
いや、着替え以外の時も同じような言葉を聞いている。普段より私が手際よく(?)リズムに乗り、軽くなった身体で、ババの部屋を片付け、掃除機をかけ・・・チャッチャッチャと家事をこなしている時・・・。私にしては珍しく家事をすることに意欲があり気分も快適なときだ。ババが言う。「
そんなに忙しくバタバタ働かなくても・・少しは休憩したら?」

ババがベッドで横になっている間、私が台所で食器を洗ったり、ベランダで洗濯をしていたり、部屋の掃除をしたりしているとババが私に声をかける。「
少しは休んだら?ひとりで働いて大変だネ!」
私がお風呂で背中を流している時は・・・「
そんなに憎しみを込めてこすらなくても!」・・・髪の毛をリズミカルに、気持ちがいいだろうなぁ〜と思いながらシャンプーすると「
うワぁっーーもうやめて!!」
他にもさまざまな場面で、ババの行動をフォローするとき「ゆっくり」するようにというシグナルが送られてきていた様な気がする。振り返ってみれば、ババは私のスピードとバタバタしている姿とそこから発生している忙しそうな「音」に対して「不快」を示していたのかも知れない。
一昨日のグループホームの雰囲気がまだ頭の中に残っていた昨日、私は今まで私の動きに対するババの「不快」について考えたこともない自分に気付いた。脳梗塞後3年にもなるのに・・・だ!
★認知症高齢者の生活に合わせ、ゆったり、のんびりした生活を築く。
★認知高齢者のペースやリズムを大切にする。
★ユーモアや笑いがあり、のんびりした生活ができる空間をつくる。上記はホーム長さんに教えて頂いた対応方法だ。確かに一昨日のグループホームは、認知症高齢者のペースやリズムを大切にし、ゆったり、のんびりした空間があった。しかも職員は多くの仕事をこなしているのにバタバタした雰囲気は全くなかった。
私の対応方法は?というと・・ババはゆっくりした行動しかできないのにババのペースに合わせるのではなく、自分のペースに合わせてきたのではないか?しかも一番問題なのは「ババが負担に思っているかも知れない」なんて考えたことすらなかったことである。
認知高齢者への対応方法を学び、なるほどと納得し、その対応が見事にできている人を見て感心、感動した。しかし、それを自分と照らし合わせることはしなかったのだから思いあがりも甚だしい。
ババ・・よかったね!今日からアホ嫁が少しだけ賢くなって、ババが気を使って嫌だと感じていることが少しだけ減るかも知れないヨ。
2006年04月21日 | 認知症介護・日常_1 | トラックバック:0 | コメント:0
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