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認知症ババ&アホ嫁の生活費
認知症介護【57】
2006年4月11日外は雨が降っている。お茶を飲みながらババが言った。
「
ありがたいことだネ!雨が降っていても関係ないし、家の中で寝ようが起きようが自由に過ごせて、食べる物の心配をする必要もないし・・・。お父さん(義父)がシベリア帰りで身体が弱くて働けなかったから・・それはしょうがないけど、でも自分で働いてきたおかげでこうして年金がもらえる。本当にありがたいことだよ」「そうね。おかげで働かなくても生活できるし、ネ!」「
あんたの分も、ネ!」「はいッ!そうだね〜〜。ありがとうね〜!」(^_^;)

(ヨシキの収入が基であることはもちろんだが)ババはババの年金で自分と嫁の生活をまかなっているのだと時々誇らしげに言う。ヘルパーさんにもそう言って鼻高々らしい。(実際のところ、ババの年代のことだから年金額はそれほど多くはない)
私も少しは稼いでいるよと言っても「
そうは言うけど、一度もその稼いだというお金を持ってきて見せたことがないじゃないの。」「え〜〜!この前3人で山分けしたじゃないの!」紙幣を3人で分けることができるほどの・・少額・・。「
知らないよ。私はもらった覚えはないよ!」「もう・・よく言うワ!」ヨシキの給料とババの年金に比べたら・・・おやつを買えるかな?ぐらいの金額。
今ババの年金は私が預かっていて、時々ババの監査がある。(これがまた恐い。「
で、今いくらあるの?」と何度も何度も聞かれる。)ババに言わせると、使い方の荒い嫁に預けておくと心配らしい。見抜かれているような気もするが、嫁は網の目をくぐって時々使い込みをする。
思えばこういう風に素直にババの年金に手をつけられなかった時期がある。結婚当初まだババは働いていて、息子夫婦の生活を援助するために毎月年金の中から一定の額を私にくれた。ババはずっと生活を支えてきたしっかり者で強い人だったし、私は私で長女だったせいか、甘えたり頼ったりすることが苦手だった。どちらかというと頼られてきた方だ。私にとっては歳をとっているお姑さんからお金を援助してもらうという事はとても苦痛だった。素直な気持ちでそのお金を受け取ることができず、苦しさのあまり、その時働いていた会社の社長さんに悩みを打ち明けたほどだ。
今は「
私の年金で2人の生活費はあるんだから、働く必要なんてないじゃないの!」と言い、「
嫁よ!働くなー!!」とストを起こすババを素直に見つめることができる。
2006年04月17日 | 認知症介護・日常_1 | トラックバック:0 | コメント:2
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