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「さくら園」へ行きたい理由
認知症介護【55】
2003年4月5日(脳梗塞後17日目)前日神経科の受診で勇気をもらい、前向きで動じない私ができあがっていた。さあ、入院2日目からババが行きたがっていた「さくら園」へ行こう!ババはまるで遠足を楽しみにする子どものようだった。早朝からソワソワし、7時30分位にはすでに待機状態だった。
「さくら園」(老人福祉センターの分館)でのババのメニューはまず午前10時から「楽らく日常訓練教室」(体操・ゲーム)に参加、その後持参のお弁当を食べ、それからお風呂というコースだ。
それにしても、ババはなぜこんなに「さくら園」に行きたがるのだろう?脳梗塞で倒れ、ぼんやりしていたはずの入院2日目に「さくら園」に行くと口にした。嫁と2人で家にいることがよっぽど嫌なのかなぁ?考えられなくもないけど・・・。でもあんまり家を出たがると私が追い出しているみたいで人聞きも悪いし、何か他に理由があるのじゃないかしら?(^_^;)
確かに広いお風呂に入るのは気持ちがいいだろうし、水道代の節約にもなる。「さくら園」に行けば館内は空調で1年中一定の温度が保たれ、家にいることを考えれば電気代の節約にもなる。うん、経済的な理由だったらまあ、無理矢理だが仮の(?)納得はできる。
この日から私はババの送り迎えのため「さくら園」に出入りするようになる。そしてメニューを消化しているババの表情を見たとき、私はそこに答えを見た。家にいる時とは違うババの楽しそうな活き活きした表情・・・理屈はいらなかった。男性、女性一緒に行う楽しい体操、ゲーム、仲間とワイワイおしゃべりをしながら食べるお弁当・・・迎えの為、館内2階に上がる私の耳にババのひときわ大きな笑い声が聞こえてくる。

2006年04月15日 | 認知症介護・日常_1 | トラックバック:0 | コメント:3
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