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左半身は「自分」ではない!
認知症介護【34】
2003年3月23日〜後遺症の中で、いちばん大きかったのはババにとって左半身が「自分」でなくなったことだ。いつも側にいるのにそれは自分の体の一部ではなく、別の人格なのだ。左の存在を忘れてしまったといえばよいのだろうか?
食事前、トイレに入ったババが大声で怒鳴っている。怒っているみたいだけど何を怒っているんだろう?ん?何だろう?次の瞬間私たちは耳を疑った。

嘘でしょ?
「
何やってるの!行儀の悪い!ちゃんとしてよ!!」
思わずドアを開けて見るとババが自分の左手をたたいている。あわてて止めた。
どうもトイレの中でババの行動を左手が邪魔をするらしい。・・・ババは一人芝居でもしているの?・・・だが芝居でないことはじきにわかってきた。
食事中も左手が勝手に食べ物の上に手をのせたり、いうことを聞かないと言って私達の目の前で左手におしおきをするのである。パシッ!パシッ!
ババの部屋におやつを持って行った時だ。
ババが左手を指して言った。「
これにも何か食べさせて」・・・やさしいなぁ(^_^;)@(-。-) ハフゥ〜

ババは自分といつもくっついて行動し、側にいてくれる友人を得た。ババの話し相手は約3ヶ月間ババの側にいて、そして去って行った。脳梗塞で倒れてから3ヵ月が過ぎた頃、完全にババの「左手とおしゃべりをする」という症状は消失した。
2006年03月13日 | 認知症介護・日常_1 | トラックバック:0 | コメント:2
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