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脳梗塞・・・その「瞬間」
認知症介護【21】
その時、ババは私の目の前で変化していった。
2003年3月19日、朝食時になってもババは起きてこなかった。前夜のこともあり、様子だけ確認するとそのまま寝かしておいた。かなりの時間が経ってから(2時間位だったと思うが、正確には覚えていない)声をかけると「
そうだね、そろそろ何か食べてみようかねぇ」ということで台所へ。普段朝食はパン食だが、その日は食べやすいようにとおかゆを作ってあった。異変が起きたのは、ババがおかゆを食べ終え、お茶を飲もうとしたその時である。
一瞬しんどくて、横になりたくてどうにもならないのかと思った。突然ババの顔つきが変わった。ため息ともあくびともつかない声を発して・・・。いやそんな感じではない。なにか表情が違う。半分くずれている(?)ような・・。
「お母さん!!ねむたいの?!どうしたの?!」「ア〜・・フぅ〜ふぁ〜」言葉にならない!食卓で眠い?ありえないことだ。返事もできないなんて いつものババではない!
「ただ事ではない!!」私はとっさにババを右手で支え、左手で電話の子機を握った。

住所とババの症状を伝え、救急車を依頼。続けて夫の携帯電話に連絡した。「救急車を呼んだからすぐ帰ってきて!」もしもの時に間に合わなかったら・・・いや今はとにかくできるだけのことをしなければ・・・。遅い!救急車はまだ?早く来て!長く感じた。やっと「ピーポーピーポー」が聞こえてきた。アッ、外に出て誘導をしなくては。ババが倒れないようにもう一つ椅子を並べ、クッションを置いた。外に出て手を上げ、合図だけするとすぐに家の中へ戻った。
しまったー!!「お母さん!お母さん!」ババは台所の床にくずれおちていた。なぜ初めから床に寝かせなかったのだろう。悔やまれた。救急隊がババを観察している間にバタバタと2階に上がり、保険証やお金を準備した。
「奥さん、慌てなくても大丈夫だから落ち着いて!」1階から救急隊の声が聞こえた。「とにかく何とかしなければ!」とあせりだけが先走りする頭の回転が止まった。
脳梗塞に関してとても参考になるおすすめサイトです【(上)見過ごしがちな前兆】 (2005/12/6 「読売新聞/医療と介護」)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/renai/20051206ik01.htm【脳梗塞に新薬 tPA】 (2005/10/25 「読売新聞/医療と介護」)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/saisin/20051025ik14.htm
2006年02月28日 | 脳梗塞の前兆・発作 | トラックバック:0 | コメント:5
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